烏丸通の謎: かっぱ語録

本日私は疲れている
烏丸通沿いにある大垣書店
幾ばくかの本を買い 店を後にしようとしたときのこと
小学校に入学したかどうかくらいの少女が母親に駄々をこねている
ほしい本があるらしい
どんな本なのだろうとみてみると【かっぱ語録】という本であった
なんだこれは
まったく中身が想像できない
可愛らしい河童の表紙であるが小さな子供が読む類の本ではなさそうだ
「語録」にふりがながふっていない
なぜ少女はこの本がほしいのだろうか
何を見てしまったのだ
それにしても中身が全く分からない
河童の手記か何かだろうか
河童ってなんだ?
何かの隠語か何かか
某寿司屋の地下には河童が幽閉されているという噂を聞く
彼らと関係のある書物なのだろうか
疲れすぎていてそんなことを考えながら帰路についた